【土地探し】土地から買って家を建てる人のマスト条件とは?
おはようございます。
くつりらホーム 住宅建築コーディネーターの佐藤です。
皆さん、家づくりは進んでいらっしゃいますか。
土地から買って家を建てなければいけない人は、土地を買う必要がない人に比べて、銀行からの借入れが大きくなるため、夫婦いずれかの所得だけでは満額借りるのが難しくなります。
結果、夫婦で収入を合算しつつお金を借りることになるのですが、もちろん、現在は夫婦そろって働き続けることが当たり前ではあるものの、個人的には、どっちもがフルタイムで働き続けることを前提としてお金を借りるべきではないと思っています。
理由は、これから先もずっと、どちらもが今と同じように働き続けることが出来るかどうか分からないからです。
今の給料のまま同じ会社で働き続けれれる保証がないのが一つ。
そして、親御さんたちがまだまだ現役で働き続けているとしたら、子供たちの世話を頼むにしても限界があるし、また、その親御さんたちが介護が必要になる可能性も決してゼロではないからです。
そんなこんなで、土地から買って家を建てなければいけない人は、家づくりの予算を抑える方法を知った上で、家を建てるべきだと思います。
そして、どちらかがフルタイムで働けなくなったとしても、生活に困らないことはもちろん、お金の不安なく暮らしていけるようにすべきだと思っています。
では、今回は、家づくりの予算を抑える現実的で具体的な方法についてダイジェストでお伝えしていきたいと思います。
収入が少々高かろうと、そうじゃなかろうと個人的には、土地から買う人は全員こうした方がいいと思っている内容なので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
① 平屋にする
家の予算を抑えるためには、平屋にすべきです。
平屋にすれば階段がなくなるし、間取りのつくり方によっては廊下もなくすことが出来るため、面積を抑えることができるからです。
② なくてもいいものを無くす
ただし、ただ平屋にしただけでは、十分にコストが落ちるわけではありません。
なので、なくてもいいものを無くすという作業をしなくてはいけません。
それぞれの部屋の広さや部屋の数などですね。
これによって、さらに面積を抑えることが出来るため、この時点で、みんなが建てている2階建ての普通の家より安いコストで建てられます。
③ 土地は必要な広さに止める
建てる家がコンパクトに出来そうなら、買う土地もコンパクトに出来ます。
そして、探す土地の広さの目安は、あなたが必要な平屋の建築面積の他、家の周囲に10坪程度、車1台につき4.5坪なので、あなたが必要だと思う台数分、これらを足した広さで充分です。
仮に建築面積が30坪の平屋で、置きたい車の台数が3台だとしたら、53.5坪ぐらいの広さを目安として土地を探せばいいというわけですね。
④ 余分な外構工事をなくす
これまでお伝えした内容で土地を買い、家を建てれば、必然的に外構工事の面積が最小限になります。
そして、外構工事のコストをさらに下げるために必要な要素が、
⑤ プライバシーが担保された家にする
ということです。
つまり、周りからの視線が気にならない家をつくるということですね。
これが出来れば、防犯のために塀の工事にお金をかける必要がなくなると共に、目隠しのための植栽や塀をつくる必要がなくなります。
かつ、プライバシーが担保された住まいは、必然的に家の外観も美しくなるので、庭にも余分な装飾をする必要がなくなります。
⑥ 土地の日当たりは気にしない
そして最後に、一番大事なこととして、これを覚えておいてください。
これを知っていれば、各段に土地の価格を落とすことが出来ますからね。
なぜ、土地の日当たりを気にしなくていいのか?というと、日当たりを良くしたい部屋は日が入ってくる場所につくればいいだけだからだし、どんな土地でも、土地全体が日当たりが悪いわけではないからです。
つまり、土地に合わせて間取りを考えさえすれば、どんな土地でも明るくて日当たりがいい家をつくることが出来るというわけですね。
いかがでしたか?
ものすごくササっとダイジェスト的にお伝えしたのですが、これが家づくりのコストを最小限に抑えるために必要な全ての要素です。
これらを知っていたら、他の人たちに比べて圧倒的にコストを抑えながら、他の人より格段にいい家を建てることが出来ます。
そして、お金の不安を小さくすることが出来ます。
もちろん、お金の不安をなくすためには、これだけではダメで、積極的に浮いた資金を積立投資に回してもらって、お金にも働いてもらわないといけないんですけどね。
まー、それはさておき、そのための第一歩として、この内容を覚えておいてくださいね。
それでは、また。
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